un viaggio italiano. primo piatto

以前お世話になった会社を訪れると、「仕事が激減し厳しい現実と向き合う日々が続いている」と聞かされました。イタリアもそうなのか…リーマンショック。

私の知るイタリア人は皆、とてもよく働きます。しかも前向きに。怠け者だとか、昼休みが数時間もあるとか、いい加減だとか…そういう気質の人やそれらが適う職種の人も居るのは確かです。でもそれは、日本も同じです。

とにかく、彼らの仕事振りには学ぶべきことが多くあります。私はカーモデラーです。25歳の時、その入り口がトリノにあるこの会社でした。刷り込みがあるのは否定できませんが、それを差し引いても手本となることがたくさんあります。

今は時宜に適いませんが、もう一度彼らと一緒に働いて日本に持ち帰りたいと願うものがあります。年齢や性別、国籍、職種などを超えて必要なものです。歓迎してくれている人も多いので、そう遠くない未来に渡伊を実現させたいです。

その後で重要なのは、得たものを昇華させながら形作られる実りの種を良きバトンとして次の世代に渡すことです。長生きに興味はありませんが、カウントダウンをこのテーマで生きてみようと思います。短くても20年は必要でしょうか。

そして今は何よりも、一日でも早く世界が活力を取り戻せることを願います。負のエネルギーは正のそれよりも強いですが、暗闇だからこそ一筋の光が見えることもある筈です。

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